つれづれログ。

たぶん自己肯定感が高くて成長が見込めない人の忘備録

ごはんの話



鯖の味噌煮にハマってます。



授業中急に食べたくなって学校のすぐ側の定食屋さんに駆け込んで、食べたら想像を超えて美味しかった。*1

衝撃が強すぎて1度きりじゃ収まらない為、家の近くのローソンを張り込む事3日(大袈裟)
本日ついにローソンの鯖の味噌煮弁当も購入。*2


鯖の味噌煮ってすごい。
お母さんが作っても、給食のちょっと冷えたやつでも、はたまたお惣菜でも美味しい。

ホクホクと箸を進めるうちに、小さい時の事を思い出した。




何のきっかけか、祖父と2人でご飯を食べる事になって、スーパーのお惣菜を机に並べて2人でモソモソ食べていた。
その時祖父が食べていたのが鯖の味噌煮だった気がする。(何か別の煮魚だったかもしれない)



私はおばあちゃん子で、平日はもちろん、休日に自分の家のすぐ隣にある父方の祖父母の家に入り浸る事も多かった。
祖母は私に甘かったので、私が何をしても怒らなかったし、何を欲しがっても与えてくれた。

食べるのが好きだったのか、まだ小学生にもなっていない私や妹を連れてファミレスやカフェ、すごい時はデパートの最上階にあるようなおしゃれなレストランに行って、なんでも好きな物を食べさせてくれた。*3

反対に商店街のお惣菜や駄菓子も好んでいて、こちらもやはり、私と一緒にスーパーやコンビニに行っては好きな物を買ってくれた。


そのせいか、はたまた人の記憶というのがそういう物なのか、祖母との思い出は食べ物ばかりである。

ケーキを3つ買って来て、妹が帰る前に2つ食べちゃいなさい、なんて言われた事。
2人でホットケーキを焼いたら火力がおかしくて生焼けのドロドロになって大笑いした事。
妹と祖父母と四人でお泊まりをしてハンバーグを作った事。*4
とにかく祖母に会う時は何かしら食べていた気がする。


逆に祖父は外食が嫌いで、祖母の強制で無理矢理ついてくるか(運転手兼任)、留守番をしている事が多かった。*5
数少ないからこそ、祖父との食事の思い出も割と鮮明に残っている。てっきり食べ物に興味が無いと思っていた祖父の口からチョコモナカジャンボが好きだと聞いた時の衝撃と言ったら無い。(食べる度思い出す)
今日思い出した2人の昼食もその1つだ。



ちなみに祖母の食い道楽は完全に遺伝していて、曽祖母から始まり祖母→父→私と続いている。
私はちまちまとした買い食いで散財する癖が小さい頃から抜けないしょうもないやつだが、父はちょっとした材料でスープや炒め物を作ったり、特別な時にちょっと贅沢なご飯を食べたり。いずれにせよ食への関心は高い。



ついでに話すと母方の祖母には手料理の思い出が多いのだが、これに関してはまた後日。





なんでこんな事を急に書き出したのかというと、祖父母の事を思い出していたら祖母の命日が近い事に気がついたからだ。
これ以上書くと記憶に脚色や捏造が入りそうなので、やめておく。


*1:ご飯3杯食べられた。自分でもビックリ

*2:うちの近所のローソンは何故か品揃えがいつも悪いので待てども待てども並ばなかった

*3:後から知った話だが、元々良い家のお嬢さんで、娯楽に使うお金は惜しまなかったらしい

*4:特別な事をしよう、と市販のデミグラスソースを買ってみて感動した

*5:昼間は畑仕事をしていた為、呼ばなければ捕まらなかった